銀杏の歴史
昭和33年8月に先代の田中啓作が出前蕎麦屋として創業しました。
もともと福井から戦後、東京の親戚を頼って、お蕎麦屋さん、中華屋さんの丁稚を経て、独立しました。(屋号は福井庵)
当時は高度経済瀬長の勢いもあり、町にもお店にも活気がありました。近くには建設現場が多く、中華もカレーも出す町の定食屋さんとして繁盛していました。出前もあったので地域に愛される昔ながらのお蕎麦屋さんでした。
時は流れ、時代は変わり、二代目である田中栄作がより自分の思い描くそば屋を、妻の政江とともに表現したいということで、2005年(平成15年)に「手打ちそば 銀杏」を創業しました。
今まで機械打ちだったそばを手打ちにかえ、蕎麦の産地にもこだわる本格手打ち蕎麦屋となりました。コンクリート打ちっぱなしの吹き抜けの店内や、見た目にもかわいらしい個性的な季節のお蕎麦は、他のそば屋と一線を画すとご好評いただいております。